COLUMN歯科コラム

歯の治療で麻酔を打ったら具合が悪くなった!麻酔アレルギーや副作用の可能性は?

歯の治療で麻酔を打ったら具合が悪くなった!麻酔アレルギーや副作用の可能性は?

注射を見ると怖くて怖くて仕方がない人は大人でもいます。歯科で行う注射といえば麻酔が主になります。痛くてたまらない患者さんの歯を治療するときは麻酔がなければもがき苦しむほどの痛みを与えかねません。

しかし、その麻酔を打つと気分が悪くなったという人がいます。果たしてこれは麻酔のアレルギーなのでしょうか。なぜ体調不良になってしまったのか、日暮里駅前デンタルクリニックと解明していきましょう。

 

麻酔のアレルギー

歯科で使用する麻酔をするとアレルギーが起きるのかと言われれば答えがYESです。ただし麻酔が原因で起きるアレルギーの可能性は非常に低いです。年間何十万人という患者さんが来る歯科大学病院で年に1度あるかないかというレベルです。しかし起きてしまえば命に関わってきます。

麻酔が原因で起きるアレルギーはアナフィラキシーショックと言います。名前程度であれば聞いた事のある人もたくさんいるのではないでしょうか。
アナフィラキシーショックはアレルギー反応の中でも重篤で呼吸困難を招き最悪の場合は死に至ります。

歯科麻酔でアナフィラキシーショックが起きるのはほんの数パーセントという確率ですが、過去に歯科麻酔が原因でアレルギーが起きた事がある人は事前に歯医者へ報告を忘れないでください。

 

アレルギー以外の原因

アレルギー以外の原因

では、そこまで低い確率なのにも関わらずなぜ麻酔を打つと体調が悪くなるのでしょうか。それは患者さんの精神的なトラブルが関係してきます。決して麻酔の副作用というわけではないですよ。

患者さんがものすごく麻酔に対して恐怖心を持っている場合、身体にかかるストレスは普段とは比べものにならないです。過度のストレスがかかっている状況で、疼痛が起きると自律神経が乱れて気分不快や意識喪失にまで陥ることがあります。

麻酔を打ち体調が悪くなると、ほとんどの原因がこれと言えます。この症状を迷走神経反射と呼び麻酔をするときに患者さんをリラックスさせることは重要だということがわかります。

 

迷走神経反射とは

迷走神経反射に関して具体的に紹介していきます。
過度の緊張状態やストレスがかかると人間は交感神経が優位になります。そこへ疼痛がかかると副交感神経が一気に優位になり自律神経の乱れが発生するのです。

具体的な症状としては顔面蒼白・視界が狭くなる・吐き気・冷汗・血圧低下・意識喪失などです。歯科麻酔だけでなく採血をするときにもよく起きやすくなっている症状です。患者さんは注射が怖い・嫌いと感じても過度に恐怖心を持たずリラックスして受けてください。

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